☆刃の材質:マイクロ・タングステンカーバイト(Microtungsten carbide)
☆ブランド:digram
☆軸の部分にブランド名と加工最適スピードが明記されています。
☆アップカットは、右回りに刃が付いていて削りかすが上方向へ出るような作りになっています。
☆アップカットビットは、手持ちブランジ機能付きルータでほぞ穴や蝶番の溝などを削るのに向いています。
☆5枚目の写真は、ホゾ穴堀用治具(mortising jig)です、このような治具を作成すると骨組み作りが格段に早く出来ますよ、スパイラル・アップカットビットは無理なくサクサク掘ってくれます。
『私は、キャビネット、子供机、ベット、ルーターテーブル、ワークベンチ作りなど強度を必要とする所に良く使います、双方に穴を掘ってダボ木を差し込む方法なので接着時に多少の修正が効き失敗の少ない方法ですね。』
☆ダボ木は、2x4の端材を使用して1/2にスライスカット後、スパイラルビットと同じRの丸面ビットや半円ビット(ハーフラウンドビット)で端を丸く削り大量に作っておくと便利ですよ。
『スパイラルビットの太さに合わせてダボ木も数種類作っておくと、色々な太さの接合に対応出来ますよ』
☆サイズは写真内に記入してあります、インチ寸法をミリメートルに変更して記入してありますので多少の誤差出ます。
☆ルータービットの軸軽は、1/2Shank(12.7mm)です、お間違えの無い様にお願いします。(太い1/2Shankは、安定した作業が出来ます)
※スパイラルビット選びの詳しい説明※
1.アップカットビットとダウンカットビットの違い。 |
a.アップカットは、右回りに刃が付いていて削りかすが上方向へ出るような作りになっています。 「アップカットビットは、手持ちブランジ機能付きルータでほぞ穴や蝶番の溝などを削るのに向いています。」 b.ダウンカットは、左回りに刃が付いていて削りかすが下方向へ出るような作りになっています。 「ダウンカットビットは、加工跡がアップカットに比べ綺麗です、ストレートビットの代わりに使用すると良いです。」 c.アップ/ダウンカットビットは、アップカットの様に右回りに刃が付いていて、更に左回りに溝が切ってあります。 「アップ/ダウンカットビットは、上記の両方の利点をかみ備えて抵抗が少なく作業ができます。」 ※フラッシュトリムとしての使用では、加工面の綺麗さは全く変わりません。 |
2.スパイラルフラッシュトリムビット。 |
a.2個のベアリングを装着しているので、高速回転でもスムーズな動きを可能にしています。 b.フラッシュトリムとしての使用の場合、アップカットとダウンカットの違いはほとんどありません。 c.カーバイトとマイクロ・タングステンカーバイトでは、フラッシュトリム加工をすると、加工のし易さや加工面の綺麗さは歴然と違います、 HSSは問題外です。 (このような事から、フラッシュトリム加工には、マイクロ・タングステンカーバイトが適しています) |
3.HSS、カーバイド ( CARBIDE )、マイクロ・タングステンカーバイト(Microtungsten carbide)ビットの違い。 |
a.HSSは、他の2種類に比べ破損が少ないです、一般木材(合板、化粧板)、柔らかいプラスチック、アルミニウムの加工に向いています。 |