ルーター&トリマービットについて Answer



品番の先頭に「dm」が付いている商品は、マイクロタングステンカーバイト素材です。
品番のセントにアルファベットの無い物と「tn」は、カーバイトです。
※HSS、カーバイド ( CARBIDE )、マイクロ・タングステンカーバイト(Microtungsten carbide)ビットの違い。
a.HSSは、他の2種類に比べ破損が少ないです、一般木材(合板、化粧板)、柔らかいプラスチック、アルミニウムの加工に向いています。
b.カーバイドは、刃が鋭く加工面も綺麗で切れ味がHSSより長持ちします、合板以外の木材、柔らかいプラスチックの加工に向いています。
「HSSは、原材料価格や加工難度によってカーバイド・ビットに比べ値段が安くなっています。」
c.マイクロ・タングステンカーバイトは刃物の材質では最高峰になります、とても高価な素材の為一般的なルータービットにはあまり使用されていませんが、イタリアブランド「CMT」などにも一部使用されています。
dマイクロ・タングステンカーバイトは、.材質がとても硬い為、硬い床などに落としますと破損の原因になるので注意が必要です。
e.マイクロ・タングステンカーバイトは、カーバイトに比べ耐久性に優れていますのでコストパフォーマンスにもすぐれています。
(長期の使用目的でしたらこちらがお勧めです。)
※digramブランドのdm品番、ルータービット全般にこのマイクロ・タングステンカーバイトが使用されています。

ルータービットは刃物ですので、使えば使うほど消耗します。刃の部分をご自分で研いで使用することも出来ます、ご自分で研ぐときは、鋭角になった方を研いで下さい。

現実的には可能だと思いますが、お勧めできませんインチ専用のコレットに交換して使用して下さい。

当店ではドリル用のビットは取り扱っていません、又危険が伴いますのでお勧めできません。

一般的には、家具作りや部屋の内装加工などの飾り付けに木材を加工する為の刃物です。
DIY雑誌「ドゥーパ」の調査で、関心の強い電動工具は!
1位ルーター&トリマー
2位インパクトドライバ
3位ドリルドライバ
4位丸ノコ
5位ジグソー
という順位になっているくらい人気のある商品です。

コロとは、ベアリングの事です、ベアリング付きルータービットの略です。

当店で販売していますルータ&トリマービットは全て木工用ですが、人造大理石などプラスチック製品を削ることも可能です。

スパイラルビットやブランジ付ストレートビットが向いています。

申し訳ありませんが、当店では特注生産はお受けできません。

当店で取り扱っていますルータ&トリマービットの種類は、2014年現在:560種類あります(国内最多)、今後も増やしていきますので楽しみにして下さい。

一般的にこのビットは、何万回転というような決まりはありません。ビットの横幅寸法で参考スピードを決めます。
BIT横幅寸法 回転スピード
25.4㎜ 24,000rpm
50.8㎜ 18,000rpm (この寸法以上は、ルーターテーブルにで使用してください。)
63.5㎜ 16,000rpm
88,9㎜ 12,000rpm
※上記の回転スピードは、私独自の経験で毎回記録して出したスピードです、雑誌などから抜粋した記録ではありません。
(ルータービットなどの参考書などにも、ビットの回転スピードは普通記載されていません。)
ご使用の環境や電動ルーターの性能、加工する材料によって大きく異なる場合があります、実際に使用する材料で参考スピ
ードを元にテストカットを繰り返し最適なスピードを見つけてください。

A.加工材料が柔らかいパイン材のような材質の場合、硬い材質の物より欠けやすいです。
欠けやすい材料の場合は、ルータービットの速度を落としてゆっくりと材料を送り加工します、ジョイント部分が少々焦げ
ても中に隠れて見えないので試して見て下さい。
B.何度やっても欠ける場合は、ルーターテーブルに設置した電動ルーターを固定しているプレート(天板)に隙間があり、稼
働中に細かくぶれている可能性があります。まずはプレー トがぶれない様にしっかりと固定する必要があります。
一度プレートをはめ込むと、よっぽどの事がない限り取り外すことはないと思います、私は隙間に木工用のパテを埋め込
んで隙間をなくしています。
パテの場合、下からプレートを叩いて持ち上げればボンドと違うので簡単に取り外す事が できます。
C.ルーターリフターの場合は、電動ルーターを外周から挟むように固定します、使用中にだ んだん締め付け部分からルータ
ーが下がっている場合は危険です。
私の場合は、国内の一般のホームセンターで売られている薄いゴム2、3mm程度の物を 両面テープでルーターに1周貼り
付けてから固定しています。
(初めから両面テープが貼り付けられて売っている物から、メーター売りなんかもあります)
ps.プラスチック製のプレートは、ブレが大きく平面性がないのでNGです、長く使うものなので 最低限アルミ製をおすすめします、
ルーターテーブルも出来れば自作をした方がいいでし ょう。
天板をルーターテーブル用に加工するだけですのでそんなに難しくないですよ!

どのような家具を作るかによって、使用するルータービットを選択します。
例えば、“簡単な本棚を作りたい!”2X4材などを使用して簡単に日曜大工程度でしたらルータービットは必要ありません、棚に重たいものを入れたり、長い棚受けを付けたいなど通常と違う使用目的の棚であれば、ストレートビットを使用して大入れ加工という手法を活用し強度を高めることや、モール加工ビットを使用して飾り付けることができます。

螺旋状に刃が付いていまして、削り出した粕を綺麗に排除しながら加工していく為、とてもスムーズかつ抵抗が少なく作業がはかどります。
